エネルギーを管理するシステムを総称してEMS（energy management system）と呼びます。一般家庭向けはHEMS、工場ならFEMS、地域全体ならCEMSです。そして商業施設などの建物向けはBEMSと呼ばれています。

　BEMSはビル内の機器や設備などの運転管理を効率的に行うことによりエネルギー消費量を削減することができるシステムです。デマンド制御やパターン自動制御、警報機能などによって、消費エネルギーを抑えていきます。

　また、人の高さでの温度をセンサーが感知することで温度環境を適切に維持したり、機器設備や電力データ、温度状況を遠隔監視する事でPDCAサイクルを回すことができます。電力使用状況を専用の管理画面にてリアルタイムで確認することができるので、安心してご使用いただけます。

例えばスーパーマーケットの場合、エネルギーを最も多く使用するのが空調設備と冷凍・冷蔵設備であるため、これらの使用エネルギーをモニタリングする事で、現状把握する事が出来ます。 また自動制御に関してはエアコンと冷蔵ショーケースを対象とする事で、大幅な電気代に削減に繋がります。