エネマネとはエネルギーマネジメントシステムの略で、
消費エネルギーの「見える化」等によって省エネルギーを推進するシステムのことです。
一般企業や工場、商業施設、学校等において、空調機や照明機器などが現在使用している電力量、
ガス量、水量等を可視化し、データを一括して遠隔監視します。
また設定に応じて機器類のスイッチを自動的に切り替え、
デマンドコントロールにより無理のない範囲で効果的なエネルギーの節約を行ないます。
エネルギーの見える化は省エネ意識を高め、
省エネの自動化は個人の努力だけではカバーできないエネルギーの無駄を省きます。
システムの導入は単に消費エネルギーを減らすだけでなく、契約種別の最適化によるコストカットも可能にします。
エネ合はエネルギー使用合理化等事業者支援補助金の略です。
一般社団法人環境共創イニシアチブが事業元となり、省エネシステムを導入した事業者に対して、
一定の審査の下に国庫補助金を支給しています。
法人でも個人事業主でも給付を受けることができ、
省エネルギー効果や電力ピーク対策効果、費用対効果、技術の先端性が支給の基準となります。
補助金の額は最大でシステム導入費用の2分の1となります。
エネルギーのコストを削減し、そのうえ補助金を受給できる一石二鳥のチャンスと言えるでしょう。
なお募集は例年6月から7月ごろに行なわれているので、
その年度の募集要項を確認してから応募するようにしてください。