「エネ合」は「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」のことで

経済産業省が中心となって進めている省エネルギーにかかわる取り組みです。

省エネ効果や費用対効果を考慮して政策的な意義が高いと認められたシステム更新などに関して

支援をするものです。

また地方が独自に行なっているものとしてはBEMS導入支援事業があります。

省エネ支援システムは事業の大きさによってシステムが異なるので、様々なタイプの支援システムが用意されているのですが、

基本的には電力などのエネルギーの使用状況を把握することによって最適な運用をすることや、

コンピューターを利用してリアルタイムでエネルギーの使用状況を把握することで、

無駄な電力の使用を防ぐことができます。

基本的な省エネ効果としてはエアコンなどを自動的に制御するシステム等があり、

このシステムを導入することでエアコン等の空調設備の温度を管理できるので

冷え過ぎなどを防ぐことができます。

パターン制御は冷凍庫などの温度に目標値を定めることで、

常時監視制御を可能にするもので、これによって電力供給を把握することができるので、無駄なコストの削減をすることができます。

リアルタイムモニタリングは温度管理やローカル電力計測によってエネルギーの使用状況を可視化するためのシステムで、

蓄積されたデータをもとにして省エネ目標を管理することができるので、高い意識を持って省エネを推進することができるようになります。