エネルギー事情や環境問題を考慮して、

家庭や企業が使用するエネルギー量を抑える省エネが推進されています。

省エネをうまく行うメリットとしては、

エネルギーの使用量を抑えることで電気代を少なくすることができる点が挙げられます。

浮いた資金を別の事に投入することもでき、個人団体問わず活動の助けとなります。

しかし実際に省エネを行う場合、

建物内にあるエネルギーを使う機器のどれが多くのエネルギー量を消費しているのかを

把握していなければ、大きな成果を上げることは難しいでしょう。

その点を把握する部分で助けになる新しい仕組みがあり、その仕組みがエネマネです。

エネマネとは、エネルギーに詳しい国指定の専門家（エネマネ事業者）により行われるもので、

情報通信技術を活用して家庭やオフィスビルなどのエネルギーの使用状況を管理し最適化するシステムのことです。

建物内には災害時に電力が必要であるテレビやラジオそして電話はそのままにしておくことを前提とし、

それ以外の面で必要ない電力を出来るだけカットできるように申告します。

それらを全てうまく機能させるためには省エネ力が備わっている最新機器を導入する必要がありますが、

その設備導入に際しては国からも「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」という形で

政策的意義が高いと認められる設備システム更新を支援する取り組みがなされています。